YONEX Carbonex HR Disc
#ロードバイク
#日記 #2022年 #5月8日 2022年5月-8 03:13
納品時の店頭試乗
乗り心地よし。フレーム、びくともしない剛性の高さ。にも関わらず、全く振動来ない、チューブレスタイヤの凄さ。
新型Ultegra、めちゃ使いやすい。変速がすごい楽。ブレーキのブラケットが細身で握りやすい。
試乗会の時とは比べ物にならないくらい乗り心地が良い。(ただし、Mavicのカーボンホイールのような加速は実現不可)
20km乗ってみた
速度向上を実感。
ホイールをKsyliumにグレードアップしたことと、振動が少ないので疲れたときに粘れる点が影響していると思う。
上りでのダンシングがすごい楽。剛性が高く、全く縒れないので、とても気持ちいい。
チューブレス、振動をほとんど吸収してくれて、優秀。
Ritchey のハンドル、下ハンドルがにぎりやすくなった。
Di2は、楽、特にフロント・ディレーラーを意識せずにシフトできるのが良い。
注意点
アクスルシャフトがしっかり締まっている状態で、ディスクがブレーキパッドと擦っていることがあった。ディスクのセッティングはシビア。乗る前に正常にセットアップされているか確認必須。リアのホイールはめるのは難しく、慣れるまで時間かかりそう。レースで使わない選手がいるのが理解できた気がする。
手持ちのLezyneのフロアポンプが、チューブレスに未対応で、空気を入れている最中に空気が抜けて、圧力計が測れない。
#日記 #2022年 #2月15日 2022年2月-15 20:25
#自転車 #ロードバイク
選定経過
今乗ってる人生2台目のロードバイクが11年目を迎え、まだまだ問題なく走れるのだけど、この10年間でいろいろと新しいテクノロジーが入ってきたので、リプレースすることにした。
今回のは、通勤用を含めると4台目のロードなのだが、鈴鹿エンデューロやロングライド用としては3台目のロードになる。
私は、自転車歴は長い(ロードに乗り始めたのは30歳以降だが、それから20年近く乗っている)ものの、走力があるわけでもなく、ブランドにそれほどこだわりもないので、予算と以下の選定条件を伝えて、あとは、行きつけのお店のお勧めを購入することにした。
事前に設定した選定条件(要求仕様)
ディスクブレーキ
ヒルクライムのタイムにはこだわりがなくなったので、下りのブレーキングが楽な方がいい。
硬さ
今のピナレロ FP3が硬く、それで150km程度(チームなら200km程度)なら単独で走れて、それで十分なので、同程度の硬さで良い(柔らかいのは下りで変に共振したりしないか不安)。
でも、体に伝わる振動は少ない方が嬉しいので、チューブレスが良さそう。
タイヤ:
チューブレス
乗り心地がよさそう
ロングライド中のパンク修理頻度を極力回避したい(今まで友人とのライドでパンクしたことはないけれど、いつ発生するか分からないので)。
コンポ
電動を試したい、ケーブルの本数を減らせるから。
ちょうどShimano Ultegraが12速化したので、よいタイミング
ジオメトリ
私の適性サイズ:  身長160cmと背が低いので、選択肢が限られる。
シートチューブ長: 440mm (足が短いので。シートポストのチューブから飛び出ている部分の長さが15cm程度しかないので、2cm程度の違いでも結構見た目のバランスに影響あり。)
トップチューブ長: 500〜510mm (510でも、ステム9〜10cmにすれば問題なし。)
シートアングル: 74度くらい
ホイールベース: 掲載しているところが少ないので、省略。carbonex hr disc (XXS)は 972mmで、今のピナレロより1cm近く長い筈。
Wilier は若干大きく(シートチューブがトップチューブから突き出ていない(ハイエンドモデルの)Zero SLRのXSが実質XXS相当なのだが、パーツの自由度が若干低い)、コルナゴ C-RSはシートアングルが若干きつい。ヨネックスはトップチューブ少し長めだが、ぎりOK。ピナレロのPrince Disk(2022モデル, CC=430)はぴったりな感じだが、若干ホイールベース短かめ。
リア三角
https://roadbike-navi.xyz/archives/14490/
最近のフレームの主流はドロップシートステイで、 YONEXのようなチェーンステイで振動を吸収させる方式とは根本的に異なるフィロソフィーを採用している。縦の振動をシートステイを下げることで吸収し、かつ、左右を揺らしやすくし、一方で、ボトムブラケットまわりの横剛性は高めている。
その点について、私の身長だと、シートチューブやシートポストの長さが短かめなので、ドロップシートステイをあまり気にしなくてもいいのかも。ダンシングのしやすさを試乗でチェック。
フレーム・メーカーの絞り込み
フルカーボンのディスクブレーキ用のフレームで、ジオメトリ的に硬いがロングライドでも良さそうで、行きつけのお店が直接取り扱っているブランドがYONEXだった。
シートステイの件も含めて、どんな感じなのか、少々心配だったので、YONEX carbonex および carbonex disc を試乗したところ、ダンシングも含めて、いい感じだったので、YONEX一択に絞ることにした。
なお、Carbonexのケーブル内装用の穴は、停車時にちょうど太股とフレームが当たるところにあるので、そこからケーブルを入れると、太股とケーブルが確実に干渉すると思ったので、電動にしてディレーラー制御用のケーブルを減らすのがよいと思ったのだが、今のCarbonexはヘッドからブレーキケーブルを入れられるので、私の軸足(左足)側の穴からディレーラーのケーブルを入れさえすれば、足とケーブルが干渉することはなさげ。
モデルの選定
フレーム
YONEXには、ホビーライド用のCarbonex とレース用の Carbonex HRがあり、HRは試乗してなかったのだけど、「Disk用のフレームの完成度が HRの方が高いと評判で、自身で試乗しても、走りが軽くなったと感じた。また、フレームは硬いが、乗り心地はチューブレスタイヤでカバーできる。」と行きつけのお店の店長から強く勧められたので、レース用のフレームにそれほど抵抗のない私は、3台目のバイクを Carbonex HR DISCに決定。
配色については、YONEXカラーとブラックの2択で、ブラックにしたくなかったのと、店長がYONEXカラーの印象が良かった、との一押しがあったので、YONEXカラーに決定
実は完成車のパーツ構成がよく考えられていて、コストパフォーマンスが良かったのだが、リベラルな私は完成車を選ぶ習慣がないので、総額で同等で、少しグレードを落として、好みのパーツ構成を目指した。(完成車に対してパーツ交換してすることも可能だが、自分の機材では使い回しできないので、なんだか気持ち悪い。)
その他のパーツ構成
コンポ: 2021年秋リリースのUltegra Di2 12速
ホイール: Mavic Ksyrium SL25 Disc
カーボンにしなかったのは予算の都合と、輪行しやすさを考慮
ペダル: TIME エスプレッソ4: TIMEユーザなので、TIMEの一択で、あとは、予算優先。
ハンドル、ステム、シートポスト
Ritchey WCS EVOCURVE ハンドルバー、WCSC220ステム、WCSLINKピラー
EVOCURVE、下も上もとても握りやすい。下ハンドル形状を、これまでのアナトミックをやめてシャローに変更したのが良かった。シャローといってもかなり改良されてる今風のコンパクトなシャロー。今のピナレロは、Dedaのアナトミックなのだけど、いずれこちらに変更したい。
ハンドル上部が扁平になってエルゴノミックになっている点は、私にはあまり関係ないかもしれないけど、とりあえず扁平な部分も握りやすくなっていたので、OK。
サドル:
Prologo Scratch Pro with T2.0 rail?
輪行しやすさを考慮して、後ろの側面を地面に当てて安定する形状で、これまでのフィジークのアンタレスに似た形状のもの
https://www.yonex.co.jp/roadbike/frame_set/carbonex-hr-disc.html